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BlackBerry Bold 9780(ブラックベリーボールド 9780)は、カナダの携帯電話メーカーリサーチ・イン・モーション (RIM) が開発したBlackBerryシリーズのスマートフォンで、HSDPAに対応する最上位機種である。日本ではNTTドコモよりドコモ スマートフォンシリーズ(2011年冬モデル発表以降はdocomo NEXT series)の端末として提供される。日本のほか、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、豪州と世界中で発売されている。 == 概要 == 2010年7月に発売されたBlackBerry Bold 9700の後継機種となっている。デザインはおなじみのコンパクトにまとめられた、QWERTYキーボードとトラックパッドを搭載した皮張りのストレートタイプで、BlackBerry Bold 9700とほとんど変わっていない。ベゼルと呼ばれる縁の金属部分がシルバーからガンメタリックに変わった程度である。ただしカメラの画素数やメモリー量、液晶の照度が大幅に増えたことと、日本では初となるBlackBerry OS 6.0が搭載され、インターフェースが刷新されたことが大きな特徴である。テキストベースが多かった設定画面なども、アイコン化されている。 BlackBerry Messenger、TwitterやFacebookといったSNSをひとつのアプリケーションで管理するソーシャルフィードといわれるアプリケーションが追加された。RSSリーダー機能も対応しているため、それらSNSのほかにニュースなども一覧表示が可能となる。 通信仕様も9700と変わっていないが、ブラウザがWebKitベースのタブブラウザとなったことや、メモリーやCPUがアップしたため、ブラウザのレンダリング(圧縮・解凍)速度が早くなっている。また通話時間や待ち受け時間が大幅に向上している。 ブラウザはFlashなどは搭載されていないが、Wi-Fiで接続した場合などは、メディアプレーヤーと連携をとりYouTubeなども閲覧可能となる。 NTTドコモにてBlackBerry Internet ServiceやBlackBerry Enterprise Serviceのオプションをつけることで、企業グループウェアとの同期、プロバイダメールやWebメールのプッシュでの受信を行うことができる。 ビジネス向けである、BlackBerry Enterprise Serviceでは、企業内のExchange ServerやLotus Domino、サイボウズといったグループウェアとの高セキュリティーな、プッシュ型の連携が可能となる。個人や中小企業向けのBlackBerry Internet Serviceでは、プッシュメールや、プッシュ型インスタントメッセンジャー、チャット機能、Twitter、Facebook、MySpace、Flickr、foursquare、mixiといったソーシャルネットワーク連携機能が大きな強みをもつ端末である。メールはPOPメールやGmail等のWebメール、またspモードメールがプッシュ型で配信される。 Wi-FiではIEEE 802.11b/gに対応しており、WiFi環境であってもプッシュ型のメールやインスタントメッセンジャーは利用することができる。Wi-Fiテザリングには対応しない。そのかわりUSBケーブルやBluetoothを使ったモデム通信が可能となる。 NTTドコモのiモードでおなじみの絵文字やデコメ絵文字の利用が可能となっており、spモードメールなどで利用することが可能なほか、絵文字などはTwitterやメッセンジャーでも利用が可能となっている。 入力言語や表示言語が日本語のほか英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、中国語、韓国語に対応する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「BlackBerry Bold 9780」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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